2013年07月03日

童話「ごんぎつね」で知られる作家の新美南吉は大正二年半田市に生まれました。
南吉の生誕100年を祝う式典(7/30)、朗読会や合唱祭、公演、オペラ、クラシック音楽祭など各種の行事が12月のフィナーレイベントまで続きます。
詳しくは 新美南吉生誕100年記念事業実行委員会のHPをご覧下さい

DSC07347



南吉の生まれ育った岩滑(やなべ)地区を散策しました。
名鉄河和線半田口駅から北西・徒歩10ほどにある生家は、父が畳屋、継母が下駄屋だった当時の間取りが復元公開されています。(見学無料)

DSC07326

童話の舞台となった生家周辺の寺神社を廻り、「ででむし広場」から秋には200万本の彼岸花が咲きほこる矢勝川(やかちかわ)の堤を西に進みます。「ごんぎつね」の由来とされる権現山を望みながら、小一時間ほど歩くと新美南吉記念館に到ります。

DSC07340

本年1月リニューアルされた記念館には、「手袋を買いに」の帽子屋や「おじいさんのランプ」のランプを吊るしたなど原寸大模型で童話の世界が再現されています。
直筆原稿や日記、ノート、手紙なども展示され南吉の文学活動を知ることができます。

童話「デンデンムシノカナシミ」の碑と後方奥の白い建物が記念館です。
この童話は、美智子皇后が「子ども時代の読書の思い出」と題したビデオ講演で紹介され話題となりました。

DSC07320

新美南吉記念館
〒475-0966 愛知県半田市岩滑西町1-10-1
TEL  0569-26-4888
URL http://www.nankichi.gr.jp
               
安 藤
新美南吉の童話朗読の動画は こちらの記事をご覧下さい。

安城市の新美南吉生誕百年記念事業については こちらの記事をご覧下さい。